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漢方を使った化粧品市場、規模が拡大

 連合ニュースによると、漢方を使った化粧品市場の規模が拡大し、40以上を数えるブランドでは差別化の動きも活発になっている。

 化粧品業界が1月14日に明らかにしたところによると、昨年の漢方化粧品市場は1兆ウォン(約1154億円)を超えたと推計された。昨年5兆8000億ウォンの化粧品市場で約2割を占めるというのが業界の一般的な評価だ。漢方化粧品はこの数年続くロハスブームに乗り、ターゲット層や価格帯、流通経路も多様なブランドの発売が相次ぐなど、国内の化粧品市場で主流になりつつある。

 ブランド別では、アモーレパシフィックが1997年に発売した「雪花秀」が昨年4000億ウォンを記録し、LG生活健康の2003年発売ブランドの「サ・ヒストリー・オブ・后(フ)」と「秀麗韓」はそれぞれ1000億ウォン台のブランドに成長した。こうした流れをみて、従来の30代以上を主要ターゲットに高価な製品を扱う訪問販売やデパート中心のブランド販売にとどまらず、ターゲットと流通経路を差別化するブランドも出始めている。

 LG生活は最近、「秀麗韓」のプレミアブランドとして「秀麗韓 秀」を発売した。デパート以外を除くと一般販売される漢方化粧品の中では最も高価なブランドで、化粧品専門店や大型スーパーなどで流通する。アモーレは若者層の漢方化粧品需要を取り込もうと、20代と30代を狙ったプレミア製品「韓律」を先月売り出した。

 一方、中堅メーカーは中低価ブランド市場に乗り出している。コリアナは「姿人」、韓国化粧品は「山心」、ロゼ化粧品は「十長生」、チャームゾーン化粧品は「知アン」などのブランドを出している。低価格市場ではMISSHAの「美思」などがある。

(2008・1・16)
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先
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