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2位争いが激化、大型小売店業界

 
 米国系の大型小売店であるウォルマートを電撃的に買収した新世界(シンセゲ)Eマートが韓国の大型小売店業界で独走体制を整えた中、2位をめぐってポスト争いが激しくなりつつある。

 韓国カルフールを買収したイーランドをはじめ、三星(サムスン)テスコ・ホームプラス、ロッテマートなどが攻撃的な店舗拡張や新しい事業構想などを相次いで発表し、「2位競争」に踊り出た、と東亜日報が報じた。

 ◇イーランドは、今年4月に買収した韓国カルフールの32店舗の新しい名称を確定し、早ければ今月12日または13日に公式発表することにした。

 イーランドの関係者は、「新しいブランドは、国内だけでなく、中国など海外大型小売店市場に進出しても使用できる、国際的なイメージを盛り込める」と言う。

 近日中に首都圏の店舗からリモデリングを始める。1カ月に4カ所ずつ売り場を改装し、来年夏までには全ての作業を終了する予定だ。

 イーランド側は「2010年までに、一般大型小売店とファッション専門大型小売店のアウトレットを60個ずつオープンし、計120個のディスカウント店を確保する計画だ。これを通じて、大型小売店市場の先頭競争に積極的に乗り出すつもりだ」と語る。

 ◇現在大型小売店業界で2位を占めている三星テスコは6月9日、ソウル市江南区本社で、役員級の職員500名が出席して「ビジョン説明のためのタウン・ミーティング」を開き、「2012年までに12兆ウォン以上の売り上げをあげ、必ず業界1位を達成する」と確認した。

 三星テスコはこのため、すでに50カ所の新規出店敷地を確保してあり、また、適当な企業買収合併(M&A)物件が出れば、積極的に買収する方針だ。

 李社長は、「1999年の創業初期、業界10位から出発し、3年で業界2位になった理由は、単なるショッピング・スペースにとどまっていた大型小売店に文化センターなどのような生活便宜施設を導入し、新しい価値を与えたことにある。このような活動を持続的に拡大していく」と言う。

 ◇ロッテマートは国内で攻撃的に店舗拡張に出るだけでなく、海外市場への進出も積極的に推進している。

 先月だけで、釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)、麗水(ヨス)の3カ所で店舗をオープンしたのに続き、年末までに9つの店舗を追加して、店舗を55個に増やす計画だ。

 また、ロシア、ベトナム、インドなどに進出するため、最近、「海外事業推進チーム」も新設した。

 特に、ベトナムでは今年下半期中に、ベトナム政府や現地企業とライセンス契約をした後、1、2年内に、現地店舗を開設するという計画で作業中だ。(2006.6.12東亜日報記事から)

(2006・6・9)
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先
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