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「流通恐竜」と恐れられているロッテグループが、いまや食べる商売の魅力にすっかりはまってしまっている。ファミリーレストラン、ファーストフード、コーヒー専門店、製パン店などは、いまや、ロッテグループにとっては実に儲けのいい代表的な食べる商売だ。
ロッテは最近、これら外食事業を中心にして店鋪数の拡大、ウェル・ビ−イング(Well-Being)型新メニューの開発、
顧客便宜施設及びサービスの改善など、競争力を高めるために全方位的な変身をはかっている。
特にファミリーレストランと製パン事業は、ロッテグループの「皇太子」シン・ドンビン(辛東彬・50)
副会長が直接創業に携わった事業で、現在も陣頭指揮を取っている。この点が競争企業から“警戒対象
第1号”と注目される所以だ。
実際 ファミリーレストラン・T.G.I. Friday'sは今年 1-3月期に3店鋪をオープン、店鋪数を
41に増やした。 今月もソウルと首都圏で4店鋪を同時に出店した。 TGIFがこのように店舗を多数同時にオープンしたことはかつてなかったこと。
TGIFの関係者は 「このペースだと今年上半期には 50店、年末には 60店になる見込み」だと語った。
TGIFは店鋪数拡張にだけ血道をあげているわけではない。内実経営のために各店鋪ごとに顧客便宜施設を拡充するとともに、メニューも一新し 2万〜3万ウォン台のウェル・ビ−イング食を中心に再編した。
ファーストフードのトップ走者ロッテリアも、市場支配力をさらに高めるために、多店舗出店とウェル・ビ−イング新メニュー開発に乗り出している。
新メニューとして、脂肪質の多い豚肉や一般野菜の代わりに国産小麦と有機農野菜、牛肉など健康志向型食材を使ったウェル・ビーング新商品を続々と出品している。
とくに海老バーガーは、ロッテリアが商品競争力を高めるために発売した代表的なウェル・ビーング商品。
多店舗出店もロッテリアが業界 1位を守るために是が非でもやり遂げなければならない大事なテーマの一つだ。
これまで大都市を中心に展開してきたフランチャイズ加盟事業を、中小都市にまで拡大する一方、50〜60坪を固執してきた加盟店の売場面積も
20坪から最大で110坪にまで多様化させた。地域商圏の特長に合わせた店鋪出展戦略を弾力的に行っている。
ロッテグループのコーヒー専門店であるジャバ(JAVA)も、多店舗展開に拍車をかけている。
ジャバは昨年末で 28店だったのが、今年は店舗数を 50に増やす。ロッテグループ担当者は
「05年度売上げが68%もアップした実績に見合った拡大」だと語った。
流通業として基盤を築いたロッテグループが、いまや、外食分野に照準を合わせている、というのがロッテグループを眺める流通業界の視覚だ。
ロッテグループが食べる商売に関心を傾けていることで、外食市場を取り囲む財閥企業間の力比べは一段と激しさを増すものと展望される。
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