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流通歴史:スーパー、コンビニの発展

 百貨店とディスカウントストアが広域商圏を受け持ったとすれば、コンビニとスーパーマーケットは町内商圏の要である。

 韓国コンビニエンスストアの歴史は1989年セブンイレブン1号店から始まる。いまは全国的に9300店が盛業している。今年の予想売上高は4兆6000億ウォン。全体小売業市場の2.7%を占める。

 コンビニ店舗数が短期間内に急増したのは、IMF通貨危機によって創業熱気が高潮したことによる。コンビニは食料品と日常用品など便宜商品の販売が主力だが、顧客要望の増加と事業者間の差別戦略によって郵便・宅配・銀行・行政のサービスなど、その機能はますます多様化してきている。

 韓国に進出しているほとんどのコンビニエンスストアは日本から渡ってきた。セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートは日本でも3大コンビニ企業だ。このうちローソンは韓国から撤収するという悲運を味わったこともある。

 韓国のコンビニエンスストアの水準は、日本にははるかに及ばないというのが業界の衆論だ。ファストフードの販売率は日本の5.7%、客単価は46.3%に過ぎない。この事実は韓国のコンビニの置かれた状況を物語ってくれるが、しかし言い換えれば、発展可能性も高いということだ。

 韓国にスーパーマーケットが登場したのは1968年。日本に比べて14年遅れである。ヘテスーパー、ハンファスーパー、LGスーパーマーケットなどのチェーンスーパーは、新鮮食品の販売で95年までは好調を謳歌していたが、ディスカウントストアの出現によって衰落のつらさを味わった。

 危機に追い込まれたスーパーは大型スーパーマーケット(SSM)という市場開拓に目を向け活路を模索している。大型スーパーの走りは97年にチョンジュ(清州)にオープンしたGSスーパーマーケット(旧LGスーパーマーケット)だ。

 その後ディスカウントストアと大型スーパーマーケットとの競争は熾烈になり、地下にあったスーパーマーケット売り場は一斉に地上に上がってきた。

 現在はスーパーマーケット市場はGSスーパーマーケットとロッテスーパー、ホームプラス、Eランド、ガルフールなどが加わって大企業の激戦場へと姿を変えた。

 スーパーマーケットはディスカウントストア、コンビニエンスストアとともに流通業態の一軸として座を占めたい考えだ。(2005.8.14ファイナンシャルニュース記事から)

(2005・8・15)
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先
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