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今年消費キーワードの一つは「シングル族」
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6月20日 朝鮮日報は「シングル600万人時代。シングル族を狙え! 各企業が“新消費勢力”に注目」と題した記事を載せた。以下要訳するとーーー
各企業はシングルをターゲットにしたアイディア商品を次々発売している。下着・靴下洗濯用の500グラム容量のミニ洗濯機。缶ジュース10本で一杯になるミニ冷蔵庫、狭い部屋で折りたたみ可能な多機能家具、ソファーベッドなどはワンルーム族の基本家財道具だ。
Eマートはきれいにカットされた野菜や、そのまま食べられるサラダが大ヒットすると、玉ねぎを半分にした「半タマネギ」、サム(肉やご飯を包んで食べるための野菜)野菜の盛り合わせ、4分の1に切ったスイカを新商品として発売した。
キムチチゲ、ユッケジャン(牛肉と野菜の辛いスープ)、ウゴジヘジャンクッ(青菜を肉などと一緒に煮込んだ味噌スープ)、コムタン(牛の骨と肉を一緒に煮込んだ白濁スープ)など、水を加え煮込むだけで完成する商品もそろっている。
寂しさを感じやすいシングルの心を刺激する商品も人気だ。「恋人の胸のような暖かさを感じることができる」と宣伝する男性の腕の形をした枕、コンピューターのモニター・ゲーム機・テレビという1人3役を果たす多機能LCDモニターはインターネットショッピングモールの「ベストセラー」だ。
GSホームショッピングはシングルのための保険、ホームセキュリティー、引越しやパーティーサービス、ペット商品までひとまとめにした「シングルズ・コーナー」まで運営している。
ウォールマートはシングルたちが赤いリボンのついたショッピングカートで買い物をしながら、同じく赤いリボンをつけた相手を探すことができる「シングルショッピングナイト」という企画も準備している。
LG経済研究院は「シングルたちはほとんど自分の仕事を持っており、自分に投資する経済的余裕があることから、企業が潜在的な消費勢力として注目している」と指摘、韓国商工会議所は今年の消費キーワードのひとつに「シングル族」を挙げている。
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朝鮮日報の報道によると、朝鮮日報とリサーチプラスの調査で、シングルたちは「経済力(63.7%)」をシングルで暮らすことに必要なものの「1位」に挙げた。
男性(57.8%)より女性(70.9%)がこのような傾向がはるかに強かった。仕事(29%)と友人(4.3%)がその後に続き、趣味(2.4%)、宗教(0.6%)は微々たる水準だった。
会社員のキムさん(30)は「必ず結婚をするという保障はなく、1人で生きていくために経済力が必要なのは当然の結論」と話した。
しかしシングルたちがいつも財布のひもを締めてばかりという訳でもない。自分の価値を高めるため、ためらわず財布を開くこともある。仕事場で自分の価値を上げることはもうひとつの財テクでもある。
キムさん(35)は「自分に対する投資は惜しまない」という。 日本語の勉強を怠らず、1週間に3〜4度はスポーツジムに通うかヨガをして体型維持にも気を使う。キムさんは「家族がいればそこに頼ることもできるが、シングルは当分の間、1人で暮らさなければならないから自分に“投資”する」と話す。
バツイチ女性にとって経済力の威力はより切実だ。先日離婚したイさん(33)は昼間は会社に通い、退社後は手当たり次第アルバイトをしている。イさんは「夫と離婚してから、この世に信じられるものは自分自身しかないという思いが強くなった」と話す。
経済力を持ったバツイチ女性の動きが住宅価格にも影響を与えるという分析もある。「マイホーム購入のための情報センター」がこれまで10年間、婚姻・離婚件数と全国の住宅売買価格を比較した結果、離婚件数が最も多かった03年に住宅価格の値段がピークまで上昇し、昨年の離婚率の下落と共に住宅価格も下降線を描き始めたということ。
経済力で武装した30〜40代の女性たちは、子どもの養育権にも積極的だ。8年前、夫と離婚した後、1人で息子を育てているキムさん(44)は、「離婚当時、私の給料が夫の2倍以上だった。経済力がなかったならば子どもを引き取りたいと言う事さえ難しかっただろう」と話した。
金融界では“シングル市場”は無尽蔵であると見ている。シンハン銀行の商品開発室は「経済力のある独身女性やバツイチ女性は、金融界が狙っている隠れた鉱脈のようなもの」だと指摘、「個人のプライバシーを考慮しながら、差別化した商品を作り出すのがポイント」だと話した。
(2005.6.19朝鮮日報)
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