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一段と弾む日本企業の韓国進出


 3月2日韓国の毎日経済新聞は「日本企業の韓国投資に弾みがついている」と報道、今年に入って一段と弾みがついている日本企業の対韓投資について報道した。
◆以下は同紙記事の要約。
           *            *             *
 
昨年史上最大規模の韓国投資を行った日本産業資本だが、今年に入っても投資に弾みがついている。

 日本2位のガラス会社NEG(日本電気硝子)が京畿道坡州(パジュ)にLCDガラス加工会社を、世界3位の半導体会社ルネサス(Renesas)と、世界7位のタイヤ会社YOKOHAMAタイヤが販売法人をそれぞれ設立する。
 眞露引受戦に
はASAHIKIRINSUNTORY等の日本の3大ビール会社が全て参加した。
 代表的な
100円ショップDAISOは今年末までに首都圏に12売場を開くという攻撃的な目標を立てている。

 韓国に進出する分野は、電子・自動車・化学・流通等、産業全般にわたっていて、投資形態も企業引受、合弁投資、工場増設、販売法人設立などと多様だ。


 目を引くのは、昨年盛んだった大型投資に加えて、今年は中小部品会社の動きも活発になったことだ。

 特に、KOTRA3月7日から行う日本大韓投資使節団には日本精工、TAKASHIMA総合商社、渋谷工業等の日本自動車部品と機械、電気電子、IT分野の99社が参加する。このうち10社は今回、韓国企業との合弁契約等の投資計画を同時に発表する予定だ。


 昨年日本企業の韓国投資規模は総
552件、224,900万ドルに達した。2003年の54,100万ドルより4倍以上増えた規模。

 SONY10億ドル)、東レ(4億ドル)、旭硝子(26,000万ドル)等、1億ドルを超える超大型投資もあった。

 日本企業の進出が最も活発な分野は
LCD・半導体を含めた電子産業と自動車、流通だ。 伝統的に日本が強い分野である。
 産業資源部の関係者は「日本企業の韓国投資急増は長期不況から脱出して海外投資を本格的に行える余力が生まれたからであろう。自分の技術力とブランド価値を活用して韓国が急成長する市場を攻略するのが狙い」だと説明した。

−日本企業が掌握する電子素材・・・

 LCD用ガラス市場では、今までトップであったアメリカのコーニングに続き、旭硝子、NEG(日本電気硝子)、NHテクノ(HOYA、日本板硝子株式会社の合弁会社)等、日本主力企業の争いが激しくなっている。

 NEG(日本電気硝子)は2月24日、LG Philips LCDと京畿道坡州にLCDガラスを製造加工する会社を合弁設立する。初期投資金は、総規模360億ウォンの60%である216億ウォン。

 NHテクノも、近々京畿道平澤(ピョンテク)に15,000万ドルを投資して26,800坪のTFTLCDガラス基板生産工場を着工する。

 昨年8月慶道亀尾(グミ)にLCDガラス原版加工工場を着工した旭硝子は2008年までに溶解炉を含めた全工程フルラインアップを備える計画だ。

 ドイツのSchottグループの子会社であるSchottガラスが5,000億ウォンを投資して韓国に設立するLCDガラス基板工場に、日本の会社が合弁投資する。

 日本住友化学の韓国法人であるDONGWOO FINE-CHEM京畿道平澤(ピョンテク)で1,000億ウォンを投入して偏光フィルム生産工場を最近完工した。

 LCD及び半導体関連核心部品を生産する日本のULVACは系列4社が同時に韓国に進出している。

 世界3位の半導体会社である日本のルネサスも4月、韓国に販売子会社であるルネサステクノロジーコリアを設立することにした。


完成車に続いてタイヤまで・・・

 自動車業界でも日本企業の躍進が目立っている。

 韓国トヨタに続き昨年5月韓国法人を設立したHONDA KOREAは人気モデルACCORDのおかげで韓国輸入車市場の版図を塗り変えた。

 昨年韓国法人設立作業に入った日産は3月中にソウル駅三(ヨクサム)洞に韓国本社事務所を開き、今年の下半期からインフィニティモデルを販売する。

 手作り自動車で有名なMitsuoka Motorも昨年の下半期に進出して本格的な活動を始めた。

 
 日本産タイヤも韓国市場攻勢に積極的である。

 世界7位であるYOKOHAMAタイヤは最近、日本のタイヤ会社としては初めて韓国に全額出資方式のタイヤ販売法人を設立した。

 世界2位のBridgestoneタイヤも2001年に韓国法人を設立して、2010年まで韓国市場占有率を5%まで引上げる目標である。


−お酒・生活用品市場も攻略・・・

 食品と流通市場も日本資本が狙っている代表的な分野である。

 最近、眞露引受入札提案書の提出と関してASAHIKIRINSUNTORYの日本の酒類3社がそれぞれロッテ、CJ、斗山と協力して参加した。

 日本の生活用品業界2位であるLIONも韓国に進出した。

 売場内の全ての商品を3,000ウォン以内で販売する‘1000ウォンショップ’DAISOも韓国流通市場に進出した。
 日本の代表的なカジュアルファッション製造・販売ブランドである‘ユニクロ’も9月、ロッテデパートを通じて韓国販売を始める予定である。


(2005・3・3)
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先
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