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韓国でキムチ販売王になった日本人主婦

 12月30日のソウル市小公洞(ソゴンドン)にあるロッテデパートのキムチ売り場。 40代の女性職員が、滑らかな日本語で日本人観光客にキムチを売っている。 「何でそんなに日本語がうまいのか」という問いに、その職員は「わたし、日本人ですよ」と答え、日本人客を驚かせた。

  彼女はキムチ販売社員のタカナシ・ミホコさん(41)。 89年に日本で知り合った韓国人と結婚し、韓国に来た。 タカナシさんは「初めてお嫁に来た時は文化の違いで苦労したが、今はもう完全に韓国のおばさん。韓国語で夢を見て時々驚きます」と話した。

  02年にパートを探していた時、あるキムチ業者が日本語の可能なデパート販売員を募集しているのを見て、この仕事を始めたという。

  彼女は日本で韓国キムチが大衆化したことを肌で感じている。 「日本人もいわゆる『朝鮮漬け』より韓国キムチの方が好きですね。 以前は白菜キムチを買っていく人が多かったけど、最近はチョンガーキムチ・ネギキムチだけでなく、カニのしょうゆ漬け・切り干し大根・エゴマの葉など、お総菜を買う人が増えました」。

  彼女が担当する売り場での今年の売り上げは、昨年より3倍も増加した。 先月、デパートから優秀販売社員に選ばれた。 売り上げ増の理由は、タカナシさんの肌の触れあうマーケティングにある。 キムチをおいしく食べるために、白菜から甘みが出るよう何日か保存した方がいいとか、酸っぱくなったキムチを料理の材料にする方法など、自分の経験を客に話している。 キムチチャーハン・キムチチゲなど簡単な料理法を教えるのが特に上手だ。

  タカナシさんは「ドラマ『冬のソナタ』で日本に起きた韓流ブームが本当にありがたい」と話した。 韓日間の交流が活発になったためだ。 彼女は「結婚する時、家族にひどく反対されました。でも先日から日本のおい達が韓国語を勉強し始め、韓国人歌手についてよく知っているのを見て、時代は変わったなぁと感じました」と語った。 さらには韓国人と結婚したことを話したところ「気の利く韓国人男性と暮らせてうらやましい」と答える日本人女性客もいたと述べた。(中央日報から)

(2004・12・31)
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先
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