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製造業の収益性も日本のが高い

 韓国の製造メーカーは、米国、日本に比べて営業自体は好調だが、負債が多いため利子負担が大きく、外為管理にも不手際が多いため、収益性は大きく劣っていることが分かった。  
 
 韓国銀行(韓銀)は8月13日「企業の経営現況及び今後の課題」を発表し、「昨年、韓国の製造メーカーの営業利益率(売上高から原価・営業費用を引いたものの割合)は売上高の5.5%となり、米国(4.3%)、日本(3.8%/2000年)より高いことが分かった」と明らかにした。  
 
 韓銀はしかし、「経常利益から利子費用及び為替差損などを差し引いた経常利益率は売上高の0.4%にととまり、米国(2.0%)、日本(3.9%)のそれを大きく下回った」と指摘した。  
 
 これは1000ウォン相当を売った場合、4ウォンの経常利益を手にしたという意味で、金融費用の負担が1000ウォン当たり42ウォンに達し、米国(1000ウォン当たり23ウォン)や日本(同7ウォン)よりはるかに高いことになる。  
 
 これに加え、法人税と特別損失を除く場合、昨年、韓国の製造メーカーの当期純益率は0%となり、税引き後には1ウォンも手にできないことが分かった。米国と日本の製造メーカーの売上高対比当期純益率はそれぞれ0.9%、1.2%だった。  
 
 また同じ売上高を上げるため、土地、設備などの有形資産をどれほど活用したのかを示す有形資産回転率は昨年2.2回にとどまり、米国(3.8回)と日本(3.5回)を下回った。このため韓国の製造業が同じ売上高を達成するには、米国と日本より1.6〜1.7倍の資産をさらに利用する必要がある。  
 
 このように収益性が劣る理由について、韓銀のアン・ヒョンスン企業経営分析チーム課長は「借入金の依存度が依然として高いのに加え、輸出と外貨負債への依存度が高く、外為リスク管理にも不手際が多いことから、為替差損を被るケースが多いため」と分析した。  
 
(2002・8・13)
東アジア15億人市場のゲートウェイ 韓国は日本の有力な販売先
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